10月9日（日）津田町の漁師　名和さんの親子体験ツアーを開催しました。

参加者は子ども12名、保護者11名の計25名。

まずは、津田町漁業協同組合の見学からスタートです。

漁師さんに補助されながらまずはいろんなお魚に触れてみました。はじめは恐る恐る指でつんつん。ぬる。ぷにっ。なんだか思ってたより怖くないかも。子どもたちは緊張した顔から一変、お魚への興味深々の眼差しへと一気に変わりました。お魚の入ったかごに体を乗り出して、大きなお魚をぐいっと持ち上げたり、小さなお魚を隣のカゴに移したり。両手でしっかりお魚を触っている姿は、漁師さんそのものでした。

いけすの中のお魚を網ですくう体験もしてみました。自分の身長ほどある漁師さん用の網を使って、泳ぐお魚をうまくすくえるかな？両手で柄の部分をしっかり持って、魚の動きに合わせて網を動かします。見ているこちらもドキドキです。大きな鯛をすくえて、獲ったどーぉのいい笑顔を見せてくれました。

次にかごから出てきたのは、たこ。大勢の人にびっくりしたのか、8本の足を大きく広げて持ち上げられないように必死に床にべったり張り付いていました。

わかりやすく絵で説明しながら漁で使う仕掛け網についてもいろいろと教えていただきました。海の深さによって仕掛ける網が違うことや、網の種類についてもお話しいただきました。浅い部分で使うかごあみに実際に触れながら、魚が入っていく様子や、一度入ると出られないようになっている仕掛けも知ることができました。

40分ほどの体験でしたが、普段見たり触ったりできないお魚を目の前にして、漁師さんからのお話や漁師体験はとても興味深い、貴重な時間になったようです。

津田町漁協の漁師の名和さん、上田さん、どうもありがとうございました。